HOME > くらしょーの日記 > アーカイブ > 2019年5月

くらしょーの日記 2019年5月

YOUTUBEとかで予習したほうが色々と良いんじゃないか?と思った話。

なんかYOUTUBEなどの動画で予習してから登ったりするスタイルって最近では割と一般的になってきたと思うんですが、昔は無かったスタイルだし、それを快く思わない人も居たりするなと。

別にスタイルの話だし人に迷惑さえかけなければどっちでもいいと思うし、なんで人のことがそんなに気なるのかなー?と思ったりもするのですが、なんで動画で予習というスタイルが生まれたのかと、それによる功罪なんかも書いてみようかと。




動画予習スタイルが生まれた背景


〇当たり前だけどYOUTUBEやSNSが発達して、動画がたくさん見れるようになったから。
 無ければそもそも見れないですから。

〇そもそも昔からあった。
 VHSとかで見てたよ。

〇岩場の数・課題の数が増えたわりにクライマー一人当たりのクライミング時間が短い。
 これは次で書きます。



動画予習スタイルのメリット


〇時間が節約できる。
 昔は世捨て人にならなくてはクライマーとして生きていけない環境みたいなところがあって、時間はいっぱいあったんです。
 けど、今はサラリーマンクライマーが当たり前で、さらに家族を持っていたら岩場に行ける時間なんて限りがあるわけで。
 そんな少ない時間を有効に活用するためには、一撃必殺、ちゃんと予習して岩場に行くのがベスト。
 さらに岩場の数も課題数も豊富な今は登り切れないほど課題があるわけで、そりゃ一つでも多く登りたいよねーと思ふ。

〇岩場のオーバーユース対策
 みんな登りたいのサクッて登って移動してくれたら、オーバーユースにもなりにくい?
 いや、もっと難しいのに打ち込むだけか・・・。

〇強くなれる
 今のキッズが強い要因に、触れる課題数の多さがあると思うんです。ジムも多いしそのジムに課題も多いし。
 自分で考えたほうが身になるとは言うものの、考えるためのベースは多いに越したことがないので、その素材集めに動画予習は最適化と思います。
 将棋でも寄付並べするけど、その上でめっちゃ考えているわけで、なんで考えるかと言えば寄付並べで考えるベースがたくさんあるから考えるんですよね。クライミングなんて、どこまで行ってもずーっと悩んで考えるから、あんまり自分で考えたほうが強くなれる論には振り回されないほうが良いと思う。
 もう一つ言っておくと、「1年1人で努力して画期的なムーブを思いついた!」「それダイアゴナルだよ」「」みたいな車輪の再発明も防げるし。



動画予習スタイルのデメリット


〇固定観念で思考停止
 この課題はこのムーブ!できない!で終わりそう。
 ひょっとしたら自分に合ったムーブがあるかもね。

〇自分で考えるスタイルも楽しいよ。
 これは自分が古いクライマーだったり、開拓もしてきたから思うことだけど、なんだかんだ岩を目の前にして情報ゼロで登るのって楽しいんだよね。
 まあでもこれは今の時代凄い贅沢な楽しみ方なのかな?とも思うし、今の楽しみ方も楽しいと思うし、それこそ人それぞれってことでいいと思う。





別に動画見ようが見まいがどっちでも良いと思うんですが、この世界を自分のこだわりを人に押し付けて息苦しい世界にはしたくなんですよね。

せっかく楽しいクライミング、しかもただでさえ色々とゴタゴタしているので、ちょっとでもストレスフリーで登れる環境にしたいもんです。

楽しく登れる環境づくり、こういう文章を作ることで自分のジムだけに限らず広げていけたらいいなと思う。

袋井店にアンブルマグロ付けたい。

昨日・今日と、袋井店の130度・110度右のセットを行いました。



常連さんには「今までと違う」と気づかれると思いますが、あえて大きいホールドやボテを減らしました。
今回のセットテーマは『クラシック&スタンダード』。
この壁は最終的に『まぶし壁』として、長ーく楽しむ予定です。
その為の布石としてのセットなので、以下の点に注意してセットしました。


①ボテや大きいホールドを付けない。

 もう書いちゃってますけどねw。
 テーマにクラシックとあるので、一番大きいホールドはBOSSだろう!ということでBOSSはついています。


②8割は上から下にひけるホールド

 ピンチホールドはどうつけたって上から下にひけますが、それ以外のホールドもほとんど上から下にひける範囲で設置しました。


③スタンスは持てるやつ。

 あとでマブシ課題作るときに持てるホールドが多いほうがいいので、スタンスも課題に影響の出ない範囲で持てるホールドをチョイス。


④全体のバランス。

 全体のバランスを見て、ホールドのタイプや傾きが固まらないように。


⑤梯子課題。

 難しい課題も、梯子課題。梯子課題だって面白いんだぞ!!
 とくに初段のPLATS&BOSS課題はぜひやってほしい課題で、スローパーで体が浮いてきてしまうところを重心落として耐えるのが楽しい。
 ちなみに、今回のゲストセッター若様は割かし普通の楽しい課題作ってくれたので、課題でだれか想像するのも楽しいかも。



なんて感じで作りました。
このまぶし壁が完成したら、かなり遊べる壁になると思います。
したらば、ほかの壁でもっと遊べるのでは?
例えば、アンブルマグロ付けてもジムとして成り立つのではないか?という希望が湧くんですよね。

どうしても大きいホールド付けると壁が死んで課題数が減るので、ビジターさんはいいけれども常連さんは・・・ってなっちゃうのが嫌で大きすぎるホールド付けれなかったんですよね。

でもまぶし壁で無限に課題作れれば、満足度下がらずむしろアンブルマグロで遊べるし、より楽しいジムになるのでは!?!?という期待感。
今まで袋井店は100坪の限界というか、やれることやり切った感があったので新しいことできてなかったんですが、視点を変えたり意識を変えたりしてみればまだまだ新しい価値を提供できる気がしてるし、もっと遊べる気がしてます。

もっともっと楽しい袋井店にしたい。


いや、する!


ということで、これからの袋井店をお楽しみに♪


岐阜・各務ヶ原のR&Fで2年に一回行われる東海サミットの、セットとスタッフで行ってきました。




オーナー久保っち。



今回のセットメンバーは、京都クラックスのシミアツ(清水淳)氏と、カクタス大知さん。

お二人は強強ですが、それに比べて私は・・・状態でしたorz

 

が、その分易しい課題は優しく楽しめるように作れたと思いますし、久保さん曰く「r&f史上一易しめが優しい」とのことなので、皆さん楽しめる感じになったんじゃないかと(難しめは



スタッフですが、当日セッター陣で現場にいたのが私だけで、オープンクラスの決勝が最後の課題まで順位が付かず、どえらい冷や汗かきましたが、ちゃんと順位ついてよかったー!!!

最終課題のゴール止めた原君えらい!!!

ありがとう!!!!


課題はほぼそのまま残っていると思いますので、是非R&Fに遊びに行ってね♪

R&FのHPは↓の画像をクリックしてね♪



の練習してきます。

ガニ股がなぁ。。。orz


1

« 2019年4月 | メインページ | アーカイブ | 2019年6月 »

このページのトップへ