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くらしょーの日記

コンペって本当にいいものですね。

プラネットキッズコンペ、無事に終了しました。

では改めて無事に終了したかどうかと聞かれれば、若干とはいえ足首を捻った選手もいたし運営に阻喪もあったので無事ではないかもしれませんが、大怪我になった選手もいないし競技がストップするミスも無かったし、なにより順位が競技に基づいて(ある程度)公正に付いたので、無事終了しましたという言葉を使わせていただきます。
まずは、スタッフ・ボランティアなどの関係者の皆様、選手の皆様、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

コロナ禍で大きなコンペが延期延期の後に中止が決定してしまったり、草コンペが中止になったりと、今年のコンペシーンは厳しいものでした。
特にキッズクライマーにとっては貴重な1年間がズルズルと流れ去ってしまう勿体なさ、その学年はその1年きりですからひとしおです。

弊社としても何とかしてあげたいなと思いつつ時間が過ぎていく中で、大きなコンペも復活し運営の可能性を感じるようになり、今回コロナ禍のキッズコンペを開催させていただきました。

≪予選≫
コロナ対策ということで人数を集められない為、予選はベルトコンベアで開催し受付時間と退場時間を設定、滞在する合計人数を制御しました。
初めてのキッズも居るし歴戦の猛者キッズもいる中で課題の調整は極めて難しかったのですが、初めてキッズも猛者キッズも頑張って登りで応えてくれて、それでいてリザルトもかなりばらけたので選手とセッターさんに感謝です。
ベルコンであることや応援人数も限られているので静かな環境での予選となり緊張する選手も多かったようで、まあでもそれも経験と受け取ってもらえればありがたいです。

≪決勝≫
予選の翌日が決勝。2日間でコンペを開催というのも初めての経験。
決勝は通常予選で行うセッションで開催。
というのも、コンペの良さってみんな集まってワイワイガヤガヤやるのが良いじゃんね!とは思うものの現実出来ないので、決勝に残った8人だけでもワイワイガヤガヤやってもらいたいな!という気持ちでこうなりました。
実際みんな楽しそうで何よりでした。
ちなみに決勝も10:00~12:00がU8、13:00~15:00がU10、16:00~18:00がU12と、カテゴリーごとに完全に分離することにより滞在者常時トータル30人以下を実現しました。
決勝課題は各カテゴリそれぞれ5本ですが、いやこれ結構厳しいだろ・・・と思いながら出したんですが、どのカテゴリもあっさり全完されてしまい泡拭きました。
それぞれ1つ上のカテゴリ決勝課題でスーパーファイナルを行いましたが、強い強い・・・衝撃でした。
印象深いのは、U8だと終了直後の号泣セッションですね!参加選手ほぼ全員が大号泣!あれはもらい泣きしますね。悔しいよね。悔しいよね。頑張って強くなろうな。
U10はスーパーファイナルの争いもし烈だったし、しーしの執念のラストトライが素晴らしかった。
U12はもうほぼ大人、あの課題登れる大人どれだけいるの!?衝撃でした。この先どこまでも強くなって欲しいな。

≪コロナ対策≫
コロナ対策として、消毒しまくりなのとスタッフはフェイスガード装着。これで選手はマスク解除してクライミング可能になりました。
先にも書いたけど滞在合計人数を抑えることにより密をできるだけ回避し、換気や屋外活用で極力感染リスクを軽減しました。
ウイルスに対して完璧はありえないけど、できる限りのことは出来たのかな?と感じています。

後は参加者・保護者・スタッフからコロナが出ないことを祈るばかりです。

≪成果≫
反省することは沢山あるし次に生かしたいのですが、今回に関しては収穫が大きかったなと実感しています。
何より参加者・保護者の皆様に喜んでもらえたのが本当にうれしい。
『もう〇年生でコンペ出れないと思ってた。』『みんなで集まって競えたのがうれしい。』『コンペが無いとモチベーションが落ちてしまうけど、これで気合が入った。』などなど。ありがたい言葉を沢山いただきました。
また、初めてのコンペキッズもそれなりにコンペというものを知り、楽しみ、刺激になったようです。
完璧では無いけど、至らぬ点は沢山あったけれども、この時このタイミングでこの内容のコンペを提供できたことは素晴らしい事だと思うし、このコンペに関わったスタッフ・ボランティアの皆さんは誇りに思っていいと思います。手前味噌ですが。

最後に。
このコンペ自体結構無茶ぶりで、沢山の方にご協力いただきご迷惑かけながら完成させました。
店長岩田はじめスタッフの皆は、毎度のことながら相当振り回されたと思います。
私の思い付きで振り回されながらもいつも付き合って、本当にありがとう。
セッターの皆さん、要望の多いセットで大変だったかと思いますが、課題ありがとうございます。順位ばっちりつきました!
ボランティアの皆さん。おかげさまで素晴らしいコンペが作れました。本当にありがとうございます。お礼はまた何らかの形で・・・。
保護者の皆さん。遠方だったり2日間だったりと大変だったと思いますが、ご参加いただきまして誠にありがとうございます。
そしてなにより素晴らしいクライミングで大会を完成させてくれた選手の皆さん。本当にありがとうございます!
次のコンペはどういう形になるか分かりませんが、またやりますので、その時も皆さん是非ご参加ください!
よろしくお願いいたしますm(_)m

≪宣伝≫
今回の課題は3カ月間ほど残ります。
そしてAUTUMNSESSIONというタイトルでリモートコンペを行います!
今回の課題も対象ですが、全80課題とほかにもたくさんあるので是非登りに来てくださいね♪
http://www.planet-climbing.net/news/entry/summersession2020-1/


cragさんでセットしました

CRAGさんといえば、時間によってはプラネット袋井から最速で行けるジムさんです。

普通は近いジムでセットってあんまりしないんですが、(多分)コロナ禍のおかげで遠方のセッターさんが呼びにくい事情もあり、今回初めてCRAGさんでセットさせていただきました。

しかも今回、プラネットからホールドレンタルもしていただいたので、プラネットで普段使用しているホールド達もCRAGさんに付いています!!

ホールド替えエリアは新設されたルーフエリアで、私は3級~二段まで作らさせていただきました。

オーナー伊藤君の課題も試登したんですが、めっちゃ面白かったです。特に新入荷?のbloombのホールドで作った初段の課題、めっちゃ面白かったんで、是非!

…いやね。自分の課題が面白いかどうかはわかんないので、おすすめするの難しいですw私の課題も楽しんでもらえたら幸いです。


でCRAGさんでクラショー課題おもろいじゃんと思って、プラネットにも来てもらえたら嬉しいです。




科学は非科学的では?感情は科学的では?

思考の海で溺れだしたので、ちょっとアウトプットしておこうかと。


①科学って非科学的じゃない?

いや、科学は科学なんだけど、化学を扱う人間にはバイアスがかかったり潜在意識が働いたりして、本当に科学を科学として扱えているのか?というのは疑問に思っていて、専門家が沢山いて、科学者も沢山いて、今のコロナだって専門家が沢山いる中で言ってることは違ったりするし、専門家だって疫学の専門家と経済の専門家なら答えは絶対的に違うものになるだろうし、それを「これが正しい」と選ぶ人間は必ず主観で選ぶはず。人間の主観というフィルターで通した科学って科学たり得るのだろうか?と考えてしまう。科学が科学たり得るには無我・無欲の境地にまず立たなくてはいけないのではなかろうか?まったくの無我・無欲で科学と相対せる人っているのだろうか?と考えてしまう。
※後で検索してみたら西浦教授って無報酬でした。すご!科学的でい続けるために必要なのだろうなと。
※それどころか専門家ほぼみんな無報酬らしい。すご!。https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b2bfffc26edbc39c34178f4a468cea33ad8ef0?page=9


②感情って科学的じゃない?

コロナに関して科学的にアプローチするのは大事だと思うし必要だと思うんだけれども、ことコロナに関してはここ数十年生きてきただけの私たちにとって初めての経験で、分からないことだらけだし、科学者の言ってることだって間違ってる可能性だってあるし、そんな中で本来必要な対策以上に対策を取ってしまうことを「エビデンスあるの?」と聞いてしまう科学派の人の気持ちは分からないではないけれども、未知の物、特に今回は見えないウイルスに対して科学的以上に対策をしたくなる感情は、人間の生存本能としてきわめて合理的かつ科学的な反応だと思う。ほら、猫だって見知らぬ人からは2mの距離をキープするし、なんでかといえばその人が敵か味方か分からないから。https://mofmo.jp/article/3422調べたら逃走距離というらしいんだけど、これは生物学的に科学的な話だと思うし人間だってそうだと思うし、今まで過剰に対策していたかもしれないけれども、それに対して「エビデンスは?」と聞かれた答えは「生身の人間として怖いもんは怖い」と返答しても生物学的エビデンスとして正しいと思うし、最近感染者が減ってきて警戒が緩みがちなのも「エビデンスは?」と聞かれれば「なんとなく大丈夫な気がするから」も生物としての本能としてそういっているのであれば生物学として正しい気もする。もちろん「大丈夫な気がする」から警戒緩めちゃいけないからそこは科学的アプローチでびしっと規制しなくてはいけないところなんだろうけれども。科学も感情も良し悪しなので、その場その場でよい方を使えばいいのでは?と思う。


③誰一人間違ってないのでは?

人間の多様性は生物としての生存戦略であり、多様な人がいるからこそ有事の際にそれに適した人が生き残り、人類が子孫をつなぐことができる。
みたいな話ってちょいちょい聞くけど、まさに今なのでは?と思う。科学的アプローチで考える人も居るし、感情メインで考える人も居る。ものすごく怖がる人も居るし、全然気にしない人も居る。今どのような行動が正しかったのか?なんて正解がわかるのは3年後ぐらいだと思うし、今そんな中で正しさを主張することってリスクしかないと思う。だれが正しいかなんて誰にもわかりはしないのだから。だからこそ、こんな時に正しさを主張できる人はリスペクト対象だし、シンプルにスゲーなと思う。自らの考えが正しいというために情報を集め考え発信するのだから。ここまで来て①科学って非科学的じゃない?に戻る。


④コロナの味方だけは人類の敵でいいのでは?

そんな私も「何が正しいのかわかんない」とか言ってないで、一つぐらい「これが私の正しさだ」と言えることを書いとかないと。
コロナの味方だけはダメ。
いやそんな奴いないだろと思われるかもしれないけど利害関係ってものがいくらでもあって、ビジネスだったり環境だったり承認欲求だったりコロナが有る世界のほうが有利な人ってのは一定数いると思う。クライミングジムで言えばコロナで値上げしたら売り上げ良くなっちゃったとか。過激な環境活動家とかもそろそろコロナ歓迎の意向を示しだしたりしそうだけども、パトロンがいるから無理かな?とか。福島の震災の時にデマを信じて『みんなは知らないけど私だけ知ってる本当の放射能のこわさ』みたいなマウンティング取るとか。人間弱い生き物だからコロナが有る世界のほうが有利になれば内心コロナの応援もしたくなると思うし、自分もあり得る話だと思って用心してるから、コロナ対策はするけれどもコロナ環境に最適化しすぎるとコロナ脳になってしまうかもしれないという恐怖心は持っていようと思ってる。
とはいえコロナが最大限繁栄すれば生き残るのはコロナ推奨派だと思うし、とか考えると③に戻ってしまうので堂々巡りで思考の海で溺れているのです。ぶくぶく。


ということで私の頭の中でした。

こんなことをぐるぐるぐるぐる考えているけど、アウトプットしたので仕事に集中できそうです。

異論反論はお待ちしていません。

くらしょー


サテライトボードミニの図面

こんにちは。

くらしょーです。

プラネットではサテライトボードの製造販売を行っています。

このご時世なんで、ちょっとでも売り上げにつなげなくては・・・orz

とはいえ、静岡県内しか移動できないし、そこそこ高い値段だしということで、「作り方教えて!」ってお話が多いんで、簡単ですが写真と図面を公開します。

基本のボルト穴間隔・壁面積・傾斜などは、サテライトホールドのページをご覧ください。



まずは完成写真ですが、多少ミスしていますorz


気づいた人は(・∀・)ニヤニヤしてください。















こんな感じです。

大体雰囲気はつかめたかな?

次に一番大事な『ベース3角形』部分の寸法です。



写真見てと図面通りに組み立てれば、ジャスト120度のはず。




以上!!

ここまでの情報でよくわからなかったら、建てないほうが絶対良いです。

ウチとかサテライトさんとか壁建てやさんに頼んだ方が絶対いいです。

しいていえば、壁裏の桟をどう入れるか?ですが、2×4ならホームセンターに各種接手金物が販売されているので、それを活用しちゃうのが一番かと思います。

↓こんな感じで。



販売用なので、メインの横桟はボルトで止めれるように細工してます。

↓こんな感じで。


後は金物ですね。

ボルトは建築用の一般的な12㎜を使ってます。






今度こそ以上!!

ただこれはあくまで私の作り方であって、傾斜とボルト穴間隔さえ合えば何でもOK。

自由に作って楽しみましょう♪

静岡県内のお宅でしたら、プラネットから出張設置いたしますので、是非ご用命くださいませ。

ちなみにプラネットのサテライトボードは下取りサービスもあるから、コロナ収束したら無料で回収してくれてなおかつ商品券OR現金ももらえちゃうぜ(/・ω・)/



よろしくお願いいたしますm(_)m


潰れそうなジムのオーナーは何をしたらいいか?

ロクスノ087について
 
おかげさまでロクスノ新号にも無事、連載させていただいています。
春号ですが書いたのが冬ということで、非常に暗いお話となっていますw
いうても冬~春は閉店の季節。大変です。
どのぐらい大変かというと、このぐらいです。
次の夏号は明るい話をしようと思ったんだけど、コロナ・・・orz
ただ、この連載は時事ネタ取り上げやすいので、永遠に書き続けられるのでは?
 
【潰れそうなジムのオーナーは何をしたらいいか?】
連載で書ききれなかったので、「潰れそうなジムのオーナーは何をしたらいいか?」について書きます。
①しんどいと言う。
 連載でも書いてますが、楽しそうなジムを演出していると誰にも経営危機に気づいてもらえません。
 常連さんやクライマーからしたら、「え?潰れんの?」です。
 まずは「うちしんどいねん」と似非関西弁で発信しましょう。
②料金の値上げをする。
 しんどいことがわかってもらえたら、値上げです。
 もちろん客離れの可能性もありますが、客単価上げるか客数上げないと潰れる(※1)ので、まずできる値上げをしましょう。
 ここで常連さんに嫌われたくないしなと思う気持ちもわからなくもないですが、嫌われてでも大事な場所を守るんです。嫌われるのとジム潰すのを天秤にかければ、行動はおのずと一つかと思われます。
 とはいえ、本当にジムを大事に思ってくれている方には、分かってもらえると思います。
③客数を上げる工夫をする。
 宣伝広告・課題・イベント、できる事は何でもやりましょう。1日24時間を駆使すれば、何かしらできるはず。
 このあたり書き出すとコンサルみたいwまあうちの企画ならいくらでもパクッてもらっていいし、イベントや課題に著作権は無いので、面白そうだなと思ったものは自分なりにかみ砕いてパクればいいと思います。
 私も色々企画しますが、業界内外問わず何らかしらの事案をパクって考えて完成しています。
 
こんな感じでしょうか。
今回で連載2回目ですが、今になってなんでここに句読点無いんだろうとか反省しながら改めて読んで恥ずかしい思いをしています。
が、これからも続きます(よね?)ので、よろしくお願いいたします。

※1 経費削減もあったorz
 





胃腸炎になりました。

木曜日

静岡店に一泊の予定が、嫁からヘルプの電話が。
どうも嫁さんが体調不良で何もできないらしい。
何もしなくていいからと伝えて急遽帰る。
家に付くと、娘が寝ゲロしてた。
シャワー浴びせて掃除してゲロ吐きまくる娘に付き合って4:30まで夜更かし。

金曜日

娘は昨晩戻しまくったからか、ケロッとしてる。
嫁さんは未だ辛そう。

私は仕事をお休みすることに。
午後になりしんどい嫁さんをゆっくりさすために子供ら連れて牧場にドライブ。
 

ドライブから帰ってきたら、私がしんどくなってきた。
そのまま寝るも上からも下からもシャーシャー。
まだしんどい嫁さんに介護してもらってしまった。

土曜日

私は朝は調子が良かったが、時間が経つにつれしんどくなる。
嫁さんと子供は嫁の実家に行っていたが、私は家でゆっくりさせてもらった。

嫁さんもしんどいのに、迷惑ばかりかける。

日曜日

やっぱり朝は調子が良いが、どんどん悪くなり夕方から戻してしまう。
他の家族は大丈夫そう。
嫁さんはまだほんとはしんどいんだろうな。




ってな感じで胃腸炎になってました。
病院のお医者さん曰く、今はインフルよりも胃腸炎が流行ってるらしいです。
1~2日で治るからと聞いていたけども、私は3日目もしんどいし、娘は一晩でケロっとしてるので、人によるのかな?
娘は初日に吐けるだけ吐いたから良かったのかもしれない。
皆様もくれぐれもお気を付けくださいませ。

銃後を守ってくれたプラネットのみんなに感謝

嫁に感謝

 


昔の話とロクスノとクソ課題。

ちょっと昔の話。

今はもうないジムに遊びに行ったとき、常連さんに「人気の1級」と紹介されたルーフの課題があって、まあオブザベもそこそこにやってみたんです。
下部はガバガバで、しかもホールドの1/3は使わない、しかも無理やり使わないんじゃなくて本当に要らないホールドで、まあ選択肢があるのは良いけどせいぜい3級ぐらいかなぁ・・・と思いながらもルーフなんでボルダーにしては長い距離をグイグイと登っていきます。
終了ホールド直前で急にホールドが悪くなり足が深くなり、エイっとゴールガバに手を出して終了。下部の3級では疲れないし最後の核心も2級程度なので、もちろん一撃。
一撃したことについて常連さんには喜んでもらえたんだけど、正直当時の自分が考える良い課題の定義からはかけ離れていて、非常にカルチャーショックを受けました。
なんでこれが1級なのか、人気なのかを考えたんです。その結果、

①下部の3級パートは2級を登る人には充分疲れて、最後の核心2級は出来ないから普段2級を登れる人には登れない。つまりこの課題は1級であるというグレーディングである。
②保持・パワー・ムーブにおいて全て2級の範疇である為、非常に登りやすい1級である。

という結論になりました。
ちなみに同じジムにプロのセッターが作った2級課題があったんですが、上部から下部まで内容ぎっしり!保持・ムーブ・パワーの3重奏できっちり楽しませてくれる超好課題でしたが、不人気だとのことでした。うーむ・・・そうなってしまうのか・・・。





そんなこんなで課題の正解不正解とか楽しいか否かとかここ数年間考えすぎてよくわからなくなっているのですが、それでも何個かは分かったことがあります。

①課題の楽しいか否かは主観なので、人による。
②どんな課題でも、誰かにとっては楽しくて為になる。

最初に取り上げた1級課題は私にとって楽しい課題では無いし為にもならないけど、1級を目指す人にとっては楽しいだろうし持久力向上や戦略性もあるし楽しいだろうなという想像は出来ます。
それを私が「そんなのはつまらない課題だから登るナー!」なんていう必要も権利もないし、色んな課題を自由に楽しめたらそのほうがみんなハッピーだと思いますんで、課題の多様性というものは有っていいのかなと思っています。
ですが、一応私もプラネットの代表として、プラネットとしてどんな課題を提供してこのクォリティのものは出せないと選ぶ権利はあるので、ご了承くださいm(_)mマブシ課題はご自由に楽しんでくださいm(_)m




ということをグダグダと考えた結果のアウトプットがロックアンドスノーに掲載されています。



まさかまさかのロクスノ連載でございます。
本当にありがたいことでございます。
ぜひ買ってくださいm(_)m



ちなみに同じ『課題の多様性』という流れでツイッターでこんなことをつぶやきまして・・・。





なんか話題なんだけど、これやったほうが良いのかな?w

 



続きます・・・。


グレードとはなんぞや。

思考をまとめておいたほうが良いかなと思い、グレードについて書きます。

「グレードは目安」という言葉も良く使われますが、「目安なんだからそんなに気にしなくていいよ」という意味で使われることが多いです。
ただ、その目安に一喜一憂するのがクライマーでありお客様だったりするわけで、仕事柄そんなに軽んじられるものではないです。
じゃあグレードってなんだろね?って話を書きます。

〇グレードがない世界線

A「この間あの岩場のプロジェクト登ったよ。難しかった。」
B「どのぐらい難しい?」
A「すごい難しい。」
B「すごいって・・・ほかの岩場で言うとどのくらい?」
A「穴社長ぐらい」

B「それ登ったことない。犬夜叉ぐらい?」
A「それ登ったことない。犬夜叉ってどれぐらい難しい?」
B「スズメバチぐらい。」
A「スズメバチ登ったことない。」
B「…」
A「…」

不便ですね。
もしグレードがあれば「二段だよ」で済む話なんですが。
また、得意不得意もあるのであの課題より難しいとか簡単とか言ってると伝わらない可能性も高いです。
というわけで、グレードとは「コミュニケーションツール」とします。
和訳すると「会話する道具」です。
道具なので、ダイナマイトの如く使い方によっては便利な道具ですが武器にもなりえるので扱いは慎重に。

ちょっと話それますが、カクタスさんの「超3級+」って素晴らしいですよね。ものすごく伝わるものがあるというか。この一言を翻訳すると「セッターは3級だと思ったけど実際はそこいらの2級より難しいよ。でもムーブやバランスをうまく整えて突破できれば3級に感じないこともないよ。」という情報を詰め込んだ「超3級+」。まさにコミュニケーションツール。

ついでにもういっちょそれますが、昔ロクスノかなんかに「グレードで+とか-とかというのは、グレードに対する敗北である。」みたいな内容が載ってたんだけど、あの方は一体何と戦ってたんだろう。グレードと戦う?まあクライミングは自分との闘いなので、定義を決めてからそれを変えることが嫌だったのだろうか・・・。


戻ります。
グレードはコミュニケーションツールということで、伝わればいいわけです。もちろん、細かく伝われば伝わるほど便利です。
例えばただの3級より「北区3級」のほうが東京では伝わる可能性が高いですね。多分。
ジムはもちろん、岩場だって意外とグレード差があるし、この辺りが「グレードは目安」と言われる所以です。
個人的には、グレードはジム・岩場毎でちゃんと段階踏んでいれば最低限伝わるので、それで良いと思っています。

自分でも名に書こうかわからなくなってきたので、とりあえず終わります。
気が向いたらちゃんとまとめますw


ジムバイトの掛け持ち、あり?なし?

以前、プラネットと近隣他社さんで同時にバイト申し込みした人がいて、両社で採用になり、プラネットは掛持ちOKで近隣他社さんはNGだったので彼は近隣他社さんを選んじゃったなんてことがありましてw

まあそりゃ情報漏洩とか怖いから分らんでもないなーと思っていたところ、某セッターさんが「東京ではジムのバイトみんな掛持ちしてますよ」なんて言ってて「アリなんだ!」と思った次第。

で、さっそくツイッターでアンケート取ってみました。

以下がのその結果。






というわけで、約7割があり、約3割がなしとなりました。

掛持ちするわけなので両社ともアリな必要があるので、約5割の確率で掛持ちが可能ですね。



で、ちょっと考えてみます。

自社のスタッフが掛持ちで近隣他社で働くとなると、1番怖いのは情報漏洩です。

がしかし、掛持ちしてようとしてなかろうと情報漏洩は犯罪であって、そんなことしちゃうやつはそもそも雇っちゃだめ。

そもそもスタッフだって他のジム登りに行くし、そこでそのジムについての情報ってのはお客目線では収集するし、掛持ちバイトしてるのとあんまし変わらないかなーと思うけどね。

内部情報しゃべらなきゃいいだけなんで、そこはその人次第だし。

もちろん用心するに越したことはないから色んなジムの姿勢を否定する気は無いけど、働き方改革だなんだ言ってる時代なんで私は全然ありです。



というわけで、ジムでバイトしようと考えている人とジムの中の人はご参考くださいませませ。

静岡キッズチャレンジコンペ

静岡キッズチャレンジコンペ2019秋 inジャム浜松

今回も楽しくセット・運営させていただきました。

日程は、

2019/9/6 セット

2019/9/7 大会

という感じ。

マッシュのセットから中一日でしかもその日はその日で通常業務してるから正直しんどかったけど、jamということで優秀なスタッフさんがいっぱいいるので楽させていただきました。

せっかくなんで、私の作った課題について紹介させていただきます。


〇予選17番



U12以上の選手がトライする課題。

狙いとしては、ゾーンまでのコーディネーション要素と上部の距離出し要素で振り分けれたら良いなと思っていましたが、下部がコーデでもなく普通に登られてしまったので失敗したなとorz


ただそれでも上部のムーブ強度高めで、予選らしい課題になったのではないかと思います。

今回、私の予選課題は以上!


〇決勝U8-③・U10-②



U-8の最難課題ですね。

メンバーを見て直前に修正しましたが、ちょっとやりすぎてしまいました。

U-10の選手は流石、登ってきますね!!

 


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